■デジタル・ビデオスイッチャー SE-800
・取扱説明書の日本語版を用意頂きたかった。
・DVケーブル接続とSE-800及び、周辺機器の電源立ち上げの順番があることを知らず、「確認用モニターに映像が出ない」又は「プログラム出力が出ない」などの症状に多少手間取った。
・搭載ミキサーは全てステレオ入力フェーダーであるが、パン機能も搭載されていればさらに使い勝手が良いと感じた。欲を言えば、リミッター機能も搭載されると更によい。
・4連液晶モニターと本体をうまく抱き合わせられないだろうか？
・オプションのRMC-90が無ければ4連液晶モニターのタリー信号（O.A/NEXT）のランプ表示が機能しないのは残念だ。アナログコンポジットでもいいのでNEXT出力が欲しい。
・内蔵処理4:2:2:の画質には驚いた。これまで数社、価格及び大きさが同レベルのFS搭載簡易ライブスイッチャーを見てきたが、一番画質が良く満足している。
・様々なトランジションや画像加工機能がなされているが、弊社使用環境として純粋に高画質で必要最低限のトランジション(カット・フェード・PinP)があれば十分な範囲である。2D・3Dエフェクトは必要に応じてほとんど編集段階で使用するし、ライブスイッチングで、あれだけのエフェクトを全て使いこなすような収録現場は無いような気がする。
・むしろ、現場音の収録が確実かつ適宣に対応できるよう、音声の入力・出力レベル(-60dB〜+4dB)の切り替えや、端子を全てXLRで統一するなど、現状の高画質を維持しつつ、ミキサー機能の充実を望みたい。
貴重な意見、ありがとうございました。
